緑茶の茶葉は食べるべき?!茶殻をフルに再利用【肥料に消臭、お掃除も】

中国茶

捨てるだけの緑茶の茶殻を、どうにか再利用できないかと考えたことはありませんか?

じつは緑茶の茶殻には飲む以外にも美容・肥料・消臭・掃除に活用するなど、

かしこく再利用する方法がたくさんあります。

 

無駄なゴミを出さずに、徹底的に再利用して茶殻をうまく活用してあげましょう。

少し手間をかけるだけで、茶殻がいろんなものに大変身!

なんでも無駄なく活用したい方におすすめの、

おもしろい再利用方法をピックアップしてみました。

 

 

 

緑茶の茶殻は食べる!【レシピ】

じつは飲み終えた緑茶の茶葉には、まだまだ栄養がたくさん残っています。

これを捨ててしまってはもったいない!

そこでこれからは、“緑茶の茶殻は食べるもの”と考えましょう。

 

茶殻なんてどうやって食べるの?!と疑問ですよね。

茶殻はほうれん草のような緑の野菜だとイメージするといいかもしれません。

あまりクセがなく、意外とあっさりと食べられるんですよ!

茶殻でできる料理のざっくりレシピをまとめたので、ごらんください。

 

茶殻レシピの例

・おひたし

上級緑茶(玉露など)の茶殻の場合は、

茶葉にかつお節とお醤油やぽん酢をかけてシンプルに食べてみましょう。

おひたし感覚でおいしく、茶葉本来の味が楽しめます。

 

・佃煮

醤油・みりん・酒・砂糖で煮つめます。ごはんのお供やおつまみに最適。

 

・あえ物

おからに茶殻を混ぜてみたり、茶殻とツナをあえてもOK。

めんつゆや鶏ガラだしとごま油であえるだけでも中華風でおいしい。

 

・ふりかけ

茶殻とちりめんじゃこやかつお節・ごまをお醤油とみりんで水分がとぶまで炒めて完成。

ごはんがすすみます。

 

・パスタ 

和風パスタと相性がいいかも。

ツナとしめじを炒めてガーリックをきかせる。

醤油とだしで味付けをし、仕上げに茶殻を入れてバターであえればできあがり。

 

・ポタージュ

バターで炒めた玉ねぎと茶殻をミキサーへ。

ペーストになったら鍋にうつし火を入れ、そこに牛乳とコンソメを入れて火が通ったら完成。

 

・パンやクッキー

茶殻を乾燥させて細かくくだいておくと、

パン生地に練りこんだり焼き菓子にも混ぜこむことができます。

 

・パセリの代わり

同じく茶殻を完全に乾燥させておき、

料理の仕上げにいろどりとしてふりかけてもいいですね。

乾燥させて細かくすれば保存もきいて、いろんな料理にいつでも使えます。

 

玉露や上級煎茶の茶葉はやわらかく甘みがあるので、とくにおいしくいただけます。

使う茶葉によって食べやすさは変わるので、いろいろなお茶を飲むたびに茶殻の味をくらべてみると楽しいですよ!

 

緑茶の茶殻で美肌洗顔【美容】

緑茶の茶殻は美容に役立てることもでき、なかでも美肌効果が期待できるんです。

ほっとしたいリラックスタイムにもつかえますよ。

 

緑茶の美容活用法

・洗顔

緑茶洗顔ではお茶の殺菌作用で炎症をやわらげたり、

ニキビ予防・毛穴の引き締め美白などの効果が期待できます。

 

  • 2煎目以降の茶殻にお湯を入れてお茶を作る(薄めでOK)
  • 通常の洗顔後の仕上げはこのお茶で顔をすすぎ、拭きとらずに自然乾燥させる

 

糖分も入ってないので、ベタつきの心配なし。

濃いお茶で洗顔してしまうと、逆にデメリットとなってしまうことも。

人によっては刺激が強くて肌に負担を感じることがあるそうです。

 

緑茶の成分が肌に合わない人もいますので、

一度試して肌に不快感を感じるようであればすぐに中断してください。

 

・パック

効果は緑茶洗顔と同じ。

茶葉をミキサーで細かくしたあと、小麦粉と水で適度な柔らかさにして肌にのばす。

10分ほどで洗い流しましょう。

肌がさっぱりし、くすみが目立たず明るい肌に近づけてくれます。

 

・アイマスク

使用済みのティーバッグを目の上にのせてを休ませます。

温かいままでも、冷蔵庫で冷やしておいてもOK。

目が疲れたときや、おうちでのちょっとした休憩にスッキリ感をあたえてくれます。

 

・緑茶風呂

茶殻をお茶パックや布製の袋に入れて、湯船にポンと入れるだけ。

お湯の量を考えると飲み終えた茶殻だけでは少ないかもしれませんが、足りないようであれば少し茶葉を追加してもいいですよ。

 

茶殻をつかってうがい【健康維持】

うがいで風邪予防

・うがい

出がらしのお茶が、うがい薬の代わりになります。

有名な話、緑茶にはカテキンによる殺菌作用があり、

体に菌やウイルスが入るのをさまたげてくれます。

とくに冬場はのどが乾燥しやすく、菌やウイルスが好む環境が整ってしまうもの。

 

そこでおいしくいただいたお茶の茶殻を残しておき、うがいに再利用しましょう。

こまめに緑茶うがいでのどを殺菌することで、

風邪インフルエンザにかかるリスクを大きく減らしてくれます。

お茶なら間違えて飲んでしまっても問題ないので、子供にも安心。

茶殻でやさしくしっかりと体を守りましょう。

 

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茶殻で肥料づくり【ガーデニング】

自家製肥料づくり

茶殻は肥料に再利用することができます。

少し手間はかかりますが、ガーデニングが好きな方やエコな生活に興味のある方にはおもしろい経験になるはず。

 

  • 腐葉土・米ぬか・茶殻や野菜くずを混ぜあわせ、発酵させます。
  • 毎日混ぜてまんべんなく発酵を促し、少しずつ茶殻や野菜くずをたしながら様子をみます。

※茶殻をそのまま植物のまわりにまくと植物に悪影響をあたえるケースもあるようなので、しっかりと発酵させて堆肥に変えてから使うのがベストです。

 

土に対して茶殻や野菜くずが多すぎると発酵が追いつかないので、

よくばって入れすぎには注意。

日陰で管理し、肥料になるのをじっくりと数週間の間待ちましょう。

 

茶殻クリーニング【ふき掃除&はき掃除】

家中のふき掃除とはき掃除

・キッチン掃除

お茶パックのような使い捨てのネットに茶殻を入れて、

汚れやすいシンク周りをゴシゴシお掃除。

魚焼きグリルやガスコンロ周りも軽い汚れなら茶殻でキレイになります。

キッチン台やテーブルのふき掃除にも。

抗菌・消臭作用があり、キッチンを清潔にたもつことができますよ。

 

・玄関掃除

軽くしぼった湿ったままの茶殻を玄関にまいて

ほうきで移動させながら掃いてみましょう。

しらない間にたまったほこりやこまかい砂を、

おもしろいほど茶殻がからめとってくれます。

香りもやさしく、さわやかに消臭してくれます。

 

同じ要領で和室の畳やフローリング・カーペットの掃除もできてしまいます。

床の掃除に茶殻をまくときには、

シミになるのをふせぐためにもしっかりと水分をきってからつかってください。

 

 

茶殻でにおい消し【消臭】

イヤなにおいをやさしく消臭

・消臭剤

緑茶の茶葉にはにおいを吸着して消臭する力があります。

自家製の消臭剤を作るには、まず飲み終えたお茶の茶殻を乾燥させましょう。

天日干し、またはフライパンか電子レンジで水分を完全にとばします。

ネットや布製の袋に詰めれば、かんたんに消臭剤へと変身。

 

イヤなにおいがこもりがちなトイレや玄関・靴箱の中、

冷蔵庫やキッチン棚に入れておくと不快なにおいを吸収してくれます。

車内の消臭剤としても大活躍。

 

・電子レンジのにおいとり

湿った茶殻をそのままお皿にひろげてチンするだけで、

電子レンジにこもっていたイヤなにおいを吸収してくれます。

 

茶香炉で茶殻を再利用【芳香】

香りを楽しむ

・茶香炉

飲んだあとの茶殻でさらに香りを楽しむことができます。

茶香炉で茶殻を再利用してみましょう。

お部屋が落ちつく香りで満たされ、心も体もリラックス。

消臭効果でこもったにおいもスッキリします。

 

茶香炉の使い方はシンプル。

茶殻を天日または電子レンジをつかって完全に乾燥させ、茶香炉の受け皿へ。

あとはキャンドルで加熱するだけ。

 

【落ち着く香りを茶香炉で実現】茶葉の香りでリラックス!
あなたの落ち着く香りはなんですか?今回はひっそり存在するお茶アロマの楽しみ方、「茶香炉」についてご紹介。意外かもしれませんが、お茶の香りって旅館やお茶屋さんのようで本当に癒される香りなんですよ!ナチュラルな香りがお部屋を包み、リラックスに最適です。

 

まとめ

茶殻の再利用法がこんなに多いとは、びっくりしませんでしたか?

使い道さえ知っていれば、

捨てるのがあたり前だった茶殻がまだまだ無駄なく活用できるんです。

 

健康・エコ・節約にもつながることですから、とにかくやってみないと損!

かんたんにできるものから一手間かかるものまでありますが、

試してみたい方法を見つけて茶殻をうまく再利用してみてくださいね。

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