【発酵茶】効果・効能を利用して毎日体を温める!腸活むきのお茶3つ

中国茶

お茶には体を冷ますもの体を温めるものがあります。

そこで知っておきたいのが発酵茶について。

不思議なことに、茶葉を発酵させているかさせていないかの違いで

体に対する作用が変わります。

 

ついつい冷たい飲み物に手をのばしてしまう方も多いのではないでしょうか。

冷たいお茶はとってもおいしいのですが、ずっと冷たいもので体を冷やし続けるのは

正直体にとってあまりよくありません。

 

そこで体の芯からじんわりと、体を温める発酵茶がおすすめです。

とくに冷え性の方や温活に興味のある方に年中通して飲んでほしいお茶。

「発酵茶ってなんのこと?」「どうして体が温まるの?」と疑問に思った方は、

ぜひこの記事を読んでみてください。

 

一度知ってしまうと発酵茶の効果・効能は無視できなくなるはず。

身近にあるあのお茶が発酵茶だったんだ!!とおどろくかもしれません。

お茶の豆知識を増やせば、これからの健康管理にとっても役立ちますよ!

 

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発酵茶の効果・効能(どのように体を温めるのか?)

発酵茶に限らず、発酵食品は私たちの体にたくさんのメリットをもたらしてくれます。

そのなかでも着目したいのは発酵茶の効果・効能のひとつである

体を温める作用について。

私たちの体は体温がさがると免疫力もさがってしまい、体調を崩す原因になります。

つまり元気でいるには、常に体温を高く維持することが大切だということです。

 

毎日発酵食品を食べることももちろん有効ですが、それが難しいときには簡単にお茶で

発酵成分をとりいれることも選択肢のひとつです。

 

発酵茶の力で芯から体が温まり、体温がさがりにくくなります。

発酵酵素が腸内環境を整えて代謝をうながし、血流改善や免疫力強化にもつながります。

体の内側を整えることで、日々疲れやすい体への負担も減らすことができるのです。

そこで今回はみなさんが普段から手に入れやすく、

手に入れやすい身近な3つの発酵茶をピックアップしてみました。

 

ウーロン茶:中国で歴史の長い発酵茶

このお茶を飲んだことのない人はほぼいないでしょう。

日本人にもなじみのある中国発祥のお茶ですよね。

ウーロン茶は半発酵茶です。

茶葉を15〜70%ほど発酵させたものがこれにあたります。

 

お茶における発酵とは、茶葉に含まれているタンニンという成分を酸化させる過程のことをいいます。

酸化酵素の働きが活発になることで緑色だった茶葉が茶色に変化します。

発酵度合いにより色とともに香りも変わり、華やかな風味と優しい甘みが広がります。

ウーロン茶には脂肪を外に出す作用があり、食事中に飲むとダイエット効果が期待できます。

 

また、ウーロン茶ポリフェノールによる抗酸化作用で、美肌虫歯予防にも期待ができて大変魅力的なお茶でもあります。

長い歴史のなかでつくり方や品種を変えつつ生まれてきたお茶ですが、実はウーロン茶のなかでも発酵度合いによってたくさんの種類がありますのでかなり奥の深いお茶といえるでしょう。

 

紅茶:イギリスで愛されてきた発酵茶

紅茶もウーロン茶と同じ茶葉からできたお茶。

違いは完全発酵茶であることです。

ウーロン茶を完全に発酵させたら紅茶になります。不思議ですよね!

 

イギリスのイメージが強い紅茶ですが、実はヨーロッパに伝わるずっと前までさかのぼれば、中国発祥ということになるそうです。

紅茶の種類もかなり多様で、

産地や品種によって味や香りにそれぞれの個性を感じることができます。

 

www.ocha.tv

 

紅茶は発酵茶であり、含まれる酵素の働きによって代謝や血のめぐりをよくして

体を温めます。

冬はもちろん、夏でも冷房で気づかないうちに体が冷えてしまっていることがあるので、

ちょっとした休憩時間に一杯の紅茶で体を内側から温めるといいですね。

 

また、紅茶には殺菌作用もあるため風邪やインフルエンザの予防にもなるとのこと。

万能薬と言われてきた紅茶はちょっとした病気の予防にも役立ちます。

 

「紅茶うがい」について耳にしたことはありませんか?

おいしい紅茶を楽しんだあとは、出がらしの紅茶を残しておきましょう。

外出した後は紅茶でうがい、またはこまめに紅茶を飲んで喉についた菌やウイルスを洗い流すと自然の殺菌作用を有効利用できますよ。

 

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プーアール茶:発酵方法が興味深い、菌による発酵茶

プーアール茶も同じ茶葉を発酵させたお茶ですが、ウーロン茶や紅茶とは少し違います。

茶葉の持つ酵素を使った発酵ではなく、菌や微生物の力を利用したお茶なのです。

 

これは後発酵茶とよばれ、中国茶の中では黒茶に分類されます。色も濃いめ。

古ければ古いほど価値があがり、高価なものだと数万円することも。

 

香りは土や木のようで少しクセがあり、好き嫌いが分かれるお茶かもしれません。

菌と聞くと少し抵抗があるかもしれませんが、日本でも味噌や納豆などの発酵食品がありますよね。それらと近いです。

 

このお茶の効果・効能は体を温めるだけにとどまりません。

プーアール茶は消化をうながし、腸を整えてくれるので便秘解消になります。

 

さらにダイエット効果注目されており、

コレステロールを分解して体の外に流してくれるので、ウーロン茶とならんで人気のお茶です。

油の多い食事をとるときにはプーアール茶をセットで飲むことがよいとされています。

ついつい油物を好んで食べてしまう方には一度試してほしい発酵茶ですね。

 

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体を冷やしてしまう意外な飲み物

おもしろいことに、温かい飲み物であれば全て体を温めてくれるわけでもありません。

いくらホットで飲んでも成分に冷やす作用があれば、それは体を冷やす飲み物といえます。

 

たとえばコーヒー。

あたたかい地域で栽培されるコーヒーは意外にも体を冷やす作用があります。

南国でとれるフルーツをつかったジュース(バナナ・マンゴー・パイナップルなど)も同じ。

また、緑茶・麦茶(発酵させていないから)や牛乳・豆乳、ビールなども体を冷やす飲み物の分類です。

これらの飲み物は夏の暑い日や体を冷やす必要のあるときに飲むのがベストですね。

 

まとめ

発酵茶に興味をもっていただけましたか?

今回ピックアップした3種類のお茶はどれも茶葉を発酵させたお茶で、発酵食品と呼ぶこともできます。

「発酵=体を温める」がポイントです。

 

ウーロン茶・紅茶・プーアール茶は私たちの身近にある発酵茶であり、かつ毎日飲めそうなお茶ではないでしょうか。

飲むだけという手軽な方法で健康維持に役立つのであれば、やってみるしかないですよね!

体内環境を整えることができるので、食生活が偏ってしまっている方や体調を崩しやすくて困っている方にもおすすめですよ。

お気に入りの発酵茶を見つけて、体を温める習慣を続けてみましょう。

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