【ほうじ茶に秘められた効能】癒しの香りがこころとからだにしみる!

緑茶

 

煎茶や紅茶とはまた違った魅力をもつほうじ茶。

その香ばしい香りに老若男女とわず癒されてしまうのではないでしょうか。

 

じつはほうじ茶の効能が、からだにもこころにもいいことがわかっています。

ほうじ茶特有のすごい成分も含まれているんですよ!

 

ほうじ茶は茶色いお茶ですが、こうみえて緑茶に分類されています。

理由は、ほうじ茶が煎茶を高温で焙煎したお茶だからです。

茶色いだけで、もともとは緑茶から生まれたお茶ということですね!

 

ほうじ茶は立派な日本茶!

 

食事のときもリラックスタイムにも、昔からこのほうじ茶が大活躍。

しかも煎茶とくらべてお値段もリーズナブルで、お財布にもうれしい日本茶です。

 

今回はほうじ茶の魅力をどんどんお伝えしていきます。

この記事を読めば、ほうじ茶の効能や副作用・お茶の効果をうまく活かす方法までわかりますよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

ほうじ茶

 

ほうじ茶の効能【からだへのメリット】

殺菌・抗ウイルス

緑茶と同じく、カテキンによる殺菌作用が期待できます。

こまめにほうじ茶を飲んだり、ほうじ茶でうがいをすることで、のどにつく菌やウイルスをきれいに洗い流してくれます。

 

カテキンは風邪やインフルエンザの予防に効果的との研究結果がでていますので、効能には根拠があります。

お茶を飲むだけの超かんたんな方法なので、習慣化して続けてみてはいかがでしょうか。

 

口臭ケア・虫歯予防

カテキンの力を利用して、口臭や虫歯予防に役立てましょう。

食後や間食後、毎回歯磨きをするわけにもいきません。

そんなときはほうじ茶で口の中をゆすぐ習慣をつけておくといいですよ。

 

食後の口の中というのは、虫歯菌が活動するのにとても快適な環境がそろっています。

これが口臭をひき起こしたり、虫歯を増やす原因となります。

つねにお口を清潔な状態をたもつため、少量のお茶を頻繁に飲むようにするといいですよ。

 

抗酸化作用

ほうじ茶に含まれるビタミンEの力によって細胞の老化を食い止めます。

老化防止・ガン予防・生活習慣病予防に効果を発揮するといわれています。

 

歳をとっても若々しく元気で過ごしたい人には、体の酸化は大敵。

酸化することによるメリットはひとつもありません。

毎日の習慣から体はつくられていくので、継続しやすいほうじ茶を続けてみるのをおすすめします。

 

抗酸化作用はほうじ茶だけでなく煎茶にも含まれていますので、飽きないように工夫してその日の気分で飲むお茶を変えても問題ありませんよ。

 

美肌効果

ビタミンCやEが含まれているため、アンチエイジングにも最適。

ビタミンCはコラーゲンの生成に、ビタミンEは肌の老化防止に効果があります。

ビタミンが不足すると、肌のくすみやシミ・シワの原因に。

 

毎日の食事からバランスよくビタミンをとろうとしても、現実的には難しい。

サラダを食べていればビタミンはバッチリと思っている人も多いようですが、それだけで十分な量のビタミンがとれているかといわれると微妙です。

 

だからこそ、毎日お茶でビタミンを補充するんだよね!

 

お茶を続けることで、不足しがちなビタミンを継続的に肌にいきわたらせることができるのです。

ほうじ茶は飲む美容サプリにもなる!

 

ダイエット

緑茶と同じカテキンがほうじ茶にも含まれています。

緑茶とくらべるとカテキンの量は劣ってしまいますが、カテキンの摂取は可能です。

 

カテキンは血糖値の急激な上昇をおさえて、無駄な脂肪が体にたくわえられるのを阻止してくれます。

さすがにお茶を飲んだだけで急激に痩せることはないですが、健康的な体重コントロールを目指す人にはおすすめな方法。

 

冷え性

冷え性は体の血が滞ってスムーズに流れていない状態。

手足が冷えやすい人や、知らずのうちに内蔵が冷えきっている人も意外に多いのです。

そこでちょっと冷えたなと思ったらほうじ茶を飲むようにしてみてください。

 

ほうじ茶に含まれるピラジンが、血管を広げて血流をよくしてくれます。

全身の血流がサラサラ流れ出すと体が温まり、むくみ解消や首や肩のこりも改善されるでしょう。

 

女性はとくに冷えやすいから気をつけてね。

 

ほうじ茶の効能【こころへのメリット】

リラックス効果

ほうじ茶の効能はこころにも作用するといわれています。

精神的に疲れてしまったときや、気持ちを落ち着かせたいとき、忙しい1日のなかで一息つきたいときに飲むのがおすすめです。

 

ほうじ茶にはピラジンという香り成分が含まれており、どこかホッとするような気持ちになると思います。

この成分には心身をリラックスさせる効果や、血流をよくする効果も。

疲労を癒す効能があるので、水分補給をかねて香りもじっくり楽しむようにしましょう。

 

アロマで気分転換

ピラジンの効果で使いすぎた脳もリラックスさせます。

いい香りは想像以上に人間のからだにいい影響をあたえてくれるのです。

 

ほうじ茶の香りはお茶をいれると同時にお部屋に広がります。

あっという間に癒しの空間に。

 

疲れを翌日に持ち越すわけにはいきませんよね。

夜にリラックスできる時間をとって、しっかりとリセットしておきましょう。

そうすればからだもこころも切り替えがしやすくなり、疲労が蓄積しにくくなりますよ。

 

おいしい効能

テアニンはアミノ酸であり、お茶特有の旨味成分です。

ほうじ茶をゆっくりとあじわうことで甘みや旨味を感じることができ、そのおいしい感覚が満足感へとつながります。

 

短時間でもいいので、味覚に集中してみるというのもひとつのリラックス方法。

香りと味を五感で味わうというのは、忙しい毎日のなかで案外できていないこと。

目を閉じて、自然に身をまかせる時間をつくってみてください。

 

たったこれだけのことですが、自分を大切にすることにもつながっていきます。

短時間でも満たされた気分になれますよ。

 

自分時間を大切に♡

 

ほうじ茶のおもな有効成分はこちら!

ビタミンC

野菜からとるビタミンCは熱によって壊れてしまうのですが、お茶のビタミンCは高温に強い。

お茶が効率的にビタミンをとるのに適した飲み物といわれるのはこれが理由。

 

ビタミンE

抗酸化作用により、老化防止に活躍してくれます。サビない体には必須のビタミン。

 

テアニン

アミノ酸のひとつで、甘み・旨味の成分。お茶でしか摂取できないのがポイント。

 

カテキン

殺菌効果や免疫力アップ、脂肪燃焼効果も期待できるお茶界で注目の成分。

ほうじ茶にも少なからず含まれている。

 

ピラジン

ほうじ茶のピラジンという成分は、血流改善や心身のリラックスに有効。

ほうじ茶のどこかホッとするような香りは、このピラジンによるもの。

 

クロロフィル

植物に含まれる葉緑素のこと。

胃や腸を健康にたもち、抗酸化・抗アレルギー・免疫力強化・生活習慣病予防に有効。消臭効果もあり。

 

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ほうじ茶の副作用

カフェインゼロではない

ほうじ茶のカフェインは少ないといわれていますが、けっしてノンカフェインではありません。

煎茶と変わらない量のカフェインが含まれていると考えてください。

 

飲み過ぎると煎茶やコーヒーと同じくカフェインの摂りすぎになりますし、妊娠中の人や子ども、カフェインを避けたい人はとくに気をつけましょう。

飲み過ぎはカフェイン中毒などの副作用の原因となります。

 

ほうじ茶のカフェインについて知ろう!なぜカフェインが少ないの?
ほうじ茶はカフェインが少ないと思われがちですが、じつはそうでもありません。ではなぜカフェインが少ないお茶として人気なのでしょうか?今回はその理由にせまっていきます。

 

アクリルアミドの危険性

アクリルアミドとは、高温(120℃以上)で加熱調理した食品に含まれる可能性のある発がん性物質のこと。

ポテトチップス、フライドポテト、クッキーのようなお菓子にも高濃度に含まれているらしいです。

これを聞くと怖くなってしまいますが、普段料理をするなかでも避けられない成分のようですね。

 

  • コーヒー豆、ほうじ茶葉、煎り麦のように、高温で焙煎した食品にもアクリルアミドが高濃度に含まれていることが報告されています。アクリルアミドはとても水に溶けやすいため、これらから抽出したコーヒー、ほうじ茶、麦茶などの飲料にもアクリルアミドが含まれていることが確認されています。
  • アクリルアミドが含まれている食品は、市販の加工食品だけではありません。アクリルアミドができる仕組みには食品の加熱が関係していることから、家庭で食品を調理する場合にもアクリルアミドが生成する条件がそろえば、アクリルアミドができてしまう可能性があります。例えば、野菜の素揚げや炒めもの、手作りの焼き菓子、トーストしたパンなどにもアクリルアミドが含まれていることが確認されています。

引用元:農林水産省

 

ほうじ茶も高温で焙煎したお茶に変わりはないので、この危険性は否定できないですね。

度を超えて大量に飲まない限り副作用がでることはなさそうですが、極端に飲みすぎることのないように注意しましょう。

 

癒しのほうじ茶

 

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ほうじ茶の効能を活用するならこんなとき!

ほうじ茶の効能をうまく生活にとりいれるには、どんなときに飲めばよいのかを知っておくと便利です。

そこで、飲むべきタイミングを5つあげてみました!

ぜひ今日からこちらを参考にしてみてください。

 

朝の目覚めに

朝を一杯のお茶からはじめることは、昔から伝わる縁起のいい習慣です。

朝のお茶はその日の災難よけになり、その日はいいことが起こるといい伝えられてきました。

 

これはさすがに迷信のようなものですが、なによりもまずお茶自体が体にいいから間違いとはいいきれません。

ほうじ茶の香りでおだやかな朝を迎えると清々しく、カフェインの効果で目覚めもスッキリしますよ。

 

外出中の風邪予防

緑茶と共通しますが、カテキンの効果で風邪予防ができます。

とくに秋から冬にかけては寒暖差もあり体がついていかなくなります。

そうなると菌やウイルスに負けてしまいやすいもの。

 

そんなときはほうじ茶でこまめにのどをうるおしてください。

水分で乾燥も防げますし、殺菌作用でのどを清潔にたもつことができます。

外出先でもお茶の効能を活用する心がけを。

健康維持に役立ってくれます。

のどのケアはあなどれない。

 

 

就寝前

寝る前に一息つく時間があれば、そのタイミングでほうじ茶を飲んでみてはいかがでしょうか?

ほんの10分でもかまいません。

 

仕事に家事育児、一日中はたらいて疲れた心身をほうじ茶の効能でやさしく癒してもらいましょう。

ゆっくりと深呼吸をしてほうじ茶の香りをおもいっきり吸いこめば、その夜はきっといい眠りにつけるはず。

 

冷えが気になるとき

ほうじ茶の効能である血流改善の作用によって、全身の血のめぐりを改善。

からだの内側から手足まで、全身をやさしくあたためることができます。

 

とくに女性は冷え性の人も多いので、冷えを感じるときはほうじ茶を飲んでみるといいですよ。

もちろんお茶と並行して、体を冷やさない生活を意識することも大切です。

 

ダイエット中

ほうじ茶に含まれるカテキンには脂肪燃焼効果があり、ダイエット中の人にもおすすめです。

食事のときも水分補給にも1日を通して飲めるのがほうじ茶。

 

また、多少の食事制限や我慢はダイエットにつきものです。

長期になるとストレスがたまってしまうので、ほうじ茶で癒しの時間をとるというのもいいでしょう。

 

※妊娠中の人や子どもは?※

妊娠中

日本茶が飲みたいけどカフェイン量を気にするママも多いはず。

ほうじ茶は緑茶とくらべてカフェインが少ないようにみえるお茶ですが、じつは煎茶とほぼ変わらない量のカフェインがほうじ茶にも含まれています。

くれぐれもノンカフェインだと思いこまないようにしてくださいね。

 

とはいえ、妊娠中でも完全にカフェインを断つ必要はないそうなので、量に気をつけて楽しみましょう。

 

妊娠中のカフェイン摂取量は1日200mgまでが目安。

100mlのほうじ茶に20mgのカフェインが含まれているので、1日10杯までは飲める計算ですね。

 

しかしながら、個人的には10杯も飲むのはおすすめしません。

極力ノンカフェインのお茶や水をとりいれるほうが安心でしょう。

 

子ども

子どものカフェイン摂取も積極的におすすめはできません。

脳の発達に悪影響がでる可能性が指摘されています。

せめて3歳まではカフェイン入りのお茶は避けてあげるのがベスト。

 

最近ではカフェインレスのほうじ茶もでていますので、そのようなお茶を飲ませるのがいいと思いますよ。

もしくは麦茶やコーン茶などのノンカフェインのお茶を選ぶようにしましょう。

 

少しでも心配なら、ノンカフェインがベストだね!!

 

まとめ

ほうじ茶がからだとこころのリフレッシュに最適なお茶であることは、お分かりいただけたと思います。

自分をいたわるためにも、まず自分のための時間を大切に。

癒しのティータイムにほうじ茶を活用してみてくださいね。

 

せっかくこんなにからだにいい効能をもつほうじ茶。

好きなタイミングに適度な量で楽しんでいきましょう。

 

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