緑茶に紅茶、そのほかにもいくつかの種類のお茶のティーバッグをおいている家庭は多いと思います。
このティーバッグ についてですが、
「まだ出そうなのに一回で捨てるのはもったいないな」
「薄いけどまだ飲める飲める」と、
ついついもったいない症が発動してしまう人はいませんか??
節約家だったり物を無駄なく有効に使いたいと日頃から考えている方のなかには、ティーバッグの使い方に対してももったいないと感じてしまう方も多いはず。
実際ティーバッグは何回使えるのか疑問ですよね。
できるだけ無駄なくおいしく、たくさんお茶が飲めたら満足。
そこで今回はティーバッグのお茶を、できるだけ経済的に使える方法をご紹介します。
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ひとつのティーバッグにつき何回使える?
一般的に正しいとされるティーバッグの使用法は、当たり前かもしれませんが、1杯のお茶につき1ティーバッグ 。
何回も使える前提で作られているわけではないようです。
理由はやはりもっとも味が濃くて香りも強く、おいしい成分がたくさん抽出されるのが1杯目だからです。
これが本来のティーバッグの使い方ですし、そもそも入っている茶葉の量も1杯のカップに合わせて作られています。
では同じティーバッグを2回使うとどうでしょう?
1回目よりも色はうすくなります。
味も香りも落ちるので、1回目のような深い味わいは感じられません。
しかし、飲めないほど薄いかというとそうでもない。

こだわらなければ気にならないレベル。
質より量が欲しいときってありませんか?
とにかくたくさん飲みたいとき。
本を読みながら、映画を観ながらちまちま飲みたいとき。
そんな時は気にせず、ティーバッグを2回以上使ってもいいのではないかと思うのです。
ただし3回目以降はかなりうすくなってくるので味も香りも浅く、茶葉によっては飲みごたえもほぼなくなります。
ほんのり味のついた白湯を飲んでいるような感覚でも気にならなければ、3回目以降もとくに問題はありません。
以上のような理由から、ひとまずひとつのティーバッグでおいしく飲めるのは平均的に2杯までとしておきましょう。
ティーバッグが何回か使えるかしこい工夫5つ
2杯目以降も同じティーバッグを使いたいなら、1杯目はあまり濃く抽出しないようにしましょう。
そうすることで、2杯目以降のお茶もうすくなりすぎることなく入れることができます。
つまりはじめから濃さをコントロールしておくということですね。
こうすることでひとつのティーバッグを何回かにわけて楽しむことができ、ティーバッグが無駄なく使えるようになります。
3回目以降、味がうすくなってくるけどどうしても最後まで使いたいという方は、うすく出しきったお茶の上からさらに新しいティーバッグを投入してみましょう。
追加で軽めに抽出するだけでも味と香りが復活し、またいちからお茶を楽しむことができます。

無限ループになりそう。
タンブラーなど(大きめのカップが望ましい)にお湯をそそぎ、ティーバッグを入れる。
1/3くらい飲んだらお湯を追加する。
また少し飲んだらお湯を足して……の繰り返しです。
長い時間ちびちびと飲むのが好きな方に向いているのかなと思います。
冷めてきた頃にお湯を足せるので、その度に温かい状態に戻ります。
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④2杯分まとめて作る
カップ2杯分のお湯をティーポットに入れて、1回で同じ濃度のお茶を2杯分作る方法。
この方法だと、1杯目が濃くて2杯目以降がだんだんとうすくなってくるという心配がなくなります。
同じ濃さのお茶を2回分楽しめるので効率とコスパがよい方法です。
あまり味にこだわらず、とにかくたくさん飲みたい方へおすすめの方法。
一気にたくさんお茶を作っておきたいときにも使えます。
- 2~2.5Lのお湯を沸かして大きめのボールや耐熱ボトルへ
- ティーバッグを2〜3個入れて、色が完全に出るまで放置(濃さはお好みで調節)
5分ほど経てば飲めるので、温かいうちに好きなだけ飲むもよし、残りは冷蔵庫で冷やしてアイスで飲むもよしです。
我が家ではお茶の消費量が多いので、いつもこの方法で作ってストックしていますよ。
おいしいお茶を楽しむというよりは、のどがかわいたときにゴクゴク一気飲みしたい気分のときにむいていると思います。

ご飯中に飲むお茶なんかもこれで十分。
「どうしても2杯目以降のお茶はおいしくないから飲みたくない。」
「でも何かに利用したい!」という方は、残った茶がらで消臭剤を作ったり、うがい薬に利用するという手もあるんです!
飲む以外の茶葉の使い道について↓

まとめ
今回はお茶の質よりも量を重視し、ひとつのティーバッグをより経済的に使う方法をご紹介しました。
真のお茶好きの方からすると邪道だと思われるかもしれませんね。
私もおいしいお茶は大好きなのですが、お茶の味や香りをじっくりと感じながら飲みたい気分のときと、水分補給として飲みたいときで入れ方をわけることにしています。
「ティーバッグを一回で捨ててしまうのはもったいない!」と思ってしまう方の気持ちもよーくわかります。
ティーバッグを何回か使うときはお茶の風味をそこなわない程度にしつつ、茶葉をなるべく有効に使う工夫をしてみてはいかがでしょうか。
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